オンラインカジノをプレイするには資金を入金する必要があります。本記事ではオンラインカジノの入金方法について、入金の種類や仕組みを詳しく解説してみました。
オンラインカジノの入金方法一覧
オンラインカジノの入金方法には、大きく以下のような方法があります。
入金方法 | 特徴 |
銀行振込(ペイジー形式) | インターネット上だけですべての手続きが完結 |
銀行振込(銀行振込) | 指定口座にユーザー自身で振込手続きを行う |
カード入金 | 中間決済業者を経由して入金が反映 |
電子ウォレット入金 | 即時入金が反映 |
仮想通貨入金 | 送金アドレスを自分の仮想通貨ウォレットの送金手続き画面に入力 |
オンラインカジノの入出金方法として目にすることも多いエコペイズやヴィーナスポイント、スティックペイなどは電子ウォレットに分類されます。
オンラインカジノの入金方法の種類ごとの仕組み
オンラインカジノで利用できる入金方法ごとに、具体的にどのような仕組みで入金が行われるのか、詳しく解説します。
オンラインカジノの銀行振込入金(ペイジー形式)
オンラインカジノの銀行振込での入金は大きく2つの方法があり、1つ目がペイジー形式です。
オンラインカジノの銀行振込入金(ペイジー形式) | |
メリット | 即時反映で手数料無料 |
デメリット | 利用可能な金融機関が限られている |
ペイジー形式の場合は、日常のペイジーでの決済と同様に、インターネット上だけですべての手続きが完結します。
オンラインカジノのサイト上からインターネットバンキングに遷移し、そのまま送金手続きを実行するという流れです。
大きな特徴として、入金した資金が即時反映されたり、手数料が一切かからなかったりするという点が挙げられます。
例えばベラジョンカジノやインターカジノなどごく少数のオンラインカジノが採用している形式です。
一方で利用可能な金融機関が限られているというデメリットもあります。例えばベラジョンカジノに銀行振込で入金する場合、利用できるのは以下の銀行だけです。
- PayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)
- 三菱UFJ銀行
- 楽天銀行
- 三井住友銀行
- 住信SBIネット銀行
- セブン銀行
- みずほ銀行
- ゆうちょ銀行
- auじぶん銀行
- りそな銀行
- 福岡銀行
- 埼玉りそな銀行
- 東京スター銀行
- スルガ銀行
- イオン銀行
- GMOあおぞらネット銀行
- ソニー銀行
上記に記載のない銀行からは、ベラジョンカジノに入金することができません。
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オンラインカジノの銀行振込入金(振込形式)
オンラインカジノの銀行振込入金のもう1つの形式が、指定口座にユーザー自身で振込手続きを行うという方法です。
オンラインカジノの銀行振込入金(振込形式) | |
メリット | どの金融機関でも利用できる |
デメリット | 反映時間が遅い場合や手数料がかかる |
例えばクイーンカジノの場合は入金申請をした後にPayPay銀行の口座情報が共有され、当該口座に申請金額分を自分名義の口座から振り込むことで入金が行われます。
振込形式で入金する場合は、ペイジー形式と違ってどの金融機関でも利用できる点が大きなメリットです。
一方でオンラインカジノのアカウントに入金が反映されるまでに時間がかかったり、振込手数料を負担させられたりするというデメリットもあります。
またペイジー形式と比べると、入金エラーが発生するリスクが大きい点も難点の1つです。
オンラインカジノのクレジットカード・デビットカード入金
クレジットカードやデビットカードなどのカード入金は、どのオンラインカジノでも採用されている最も一般的な入金方法です。
しかし実際にカード入金をする際は、直接オンラインカジノに送金するのではなく、中間決済業者を経由して入金が反映されるという形を採用しています。
というのもクレジットカード会社では、オンラインカジノを始めとするギャンブルサイトへの送金を規制している場合が多いためです。
そのため一旦仮想通貨業者などの中間決済会社に送金して、資金を振り替えてオンラインカジノに入金するという形でうまく送金規制を逃れています。
パチンコの勝利金を換金する際に3店方式を採用していることと同じようなイメージです。
直接送金ではなく間接送金の形になるため、長い時間が必要になると考えられがちですが、中間決済業者における通貨の振替はかなりスピーディに実行されるため、オンラインカジノのウォレットにも基本的には即時入金が反映されます。
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カード入金の手数料が無料なのに手数料が発生する理由
オンラインカジノにカード入金をすると、手数料が無料のはずなのに入金額よりも高額の決済が行われることが少なくありません。
というのもオンラインカジノ側で入金手数料が取られなくても、カード側で手数料が発生するためです。
オンラインカジノへの入金は海外加盟店での利用という取引にカテゴライズされます。
よって海外旅行に出かけた際に現地でカード決済をするのと同じように、海外決済事務手数料がかかってしまうという仕組みです。
例えばPayPayカード(旧Yahooカード)を利用した場合には、ブランドによって以下の通り手数料が発生します。
● 海外でご利用になった場合の換算レートは、国際ブランドごとに以下のとおりとなります。
(中略)
所定の事務取扱手数料は、Visa2.20%(税込)、Mastercard2.20%(税込)、JCB1.60%(税込)となります。
カード側で発生する手数料も考慮しておかないと、利用限度額超過による入金エラーになってしまう可能性も高いので注意してください。
オンラインカジノの電子ウォレット入金
オンラインカジノへの電子ウォレットでの入金は、クレジットカードとは違って余計な中間決済業者を挟むことなく、直接オンラインカジノに送金する形で行われます。
そのため即時入金が反映されるのが特徴です。また基本的には電子ウォレットでの入金に手数料が取られることはありません。
ちなみに電子ウォレットとオンラインカジノ側の通貨単位が異なる場合には、通貨交換の手続きが行われて入金が反映されます。
市場の平均レートではなく、オンラインカジノが独自で定めているレートによる為替手続きが行われるため、選ぶ業者によってはかなり不利なレートで決済される可能性もある点に注意が必要です。
可能ならば、なるべく電子ウォレット側とオンラインカジノ側の通貨単位は同一になるように設定しておきましょう。
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オンラインカジノの仮想通貨入金
最近は仮想通貨市場の隆盛の影響もあって、オンラインカジノでも仮想通貨での入金ができるようになりました。
仮想通貨を使った入金は、オンラインカジノあての送金アドレスを自分の仮想通貨ウォレットの送金手続き画面に入力するという形で行われます。
送金アドレスを間違えたり、申請分と異なる数量の仮想通貨を送金した場合には、うまく入金ができない場合もあるため注意が必要です。
また仮想通貨での送金は、マイナーという作業者による承認が行われて初めて成立し、オンラインカジノのアカウントに反映されるようになります。
マイナーの作業は基本的にすぐに終了するものの、全体で見て取引がかなり活発になっている状況では、なかなか承認されないということもあるため注意が必要です。
他の入金方法と比べても、入金反映のスピード感がかなり不安定であることは知っておきましょう。
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オンラインカジノの入金に関するルールを解説
オンラインカジノで入金を行う上では、絶対に知っておくべき重要なルールがいくつかあります。具体的にどのようなルールがあるのか、詳しく解説します。
オンラインカジノの入金はアカウントと同じ本人名義の決済手段のみ利用可能
オンラインカジノの入金に利用する決済手段は、必ずアカウントに登録している名義と同一名義でなければなりません。
実際にオンラインカジノ各社の利用規約にも明記されています。
4.1
アカウントへの入金および出金において、ユーザーは、合法的な機関によって発行され、合法的にユーザーの名義である有効なクレジットカード、およびその他の決済手段のみを使用することに同意するものとします。
引用元:Vera&John | Terms and Conditions » 新感覚オンラインカジノ (verajohn.com)
家族などどれだけ近しい間柄であっても、名義が異なる場合の入金は認められていません。
万が一入金に成功しても、その後行われる決済方法の認証では審査が降りず、どれだけ稼いでも出金させてもらえなくなってしまいます。
プリペイドカードを使った入金も、名義表記の違いによって入金できないというケースが少なくありません。
まずは必ず自分名義の決済手段を用意し、さらにオンラインカジノへの登録も必ず本名で行うようにしましょう。
オンラインカジノは入金に利用した方法での出金が原則
オンラインカジノに入金してゲームをプレイした後は、出金する段になります。
出金する上での重要なルールは、入金に使った方法と同じ方法でしか出金できないのが原則であるということです。
出金は、ご入金額相当分をプレイした後、入金時と同様の決済方法へご出金いただけます。
例えばエコペイズで入金したのであれば、出金方法としてもエコペイズを選ぶのが原則となります。
エコペイズで入金してヴィーナスポイントに出金するといったようなウォレットの入れ替えはできません。
クレジットカードなど出金対応していない方法で入金した場合のみ、入金とは異なる方法での出金を行うことができます。
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オンラインカジノは入金に利用した決済手段の認証が必要
オンラインカジノに資金を入金した後は、入金手段が間違いなく自分自身のものであるということを証明する手続きを行う必要があります。
例えばクレジットカードで入金した場合は、カードの画像を撮影して提出、電子ウォレットの場合は、電子ウォレットのスクリーンショットを撮影して提出するといったような具合です。
認証が完了しない限りは、どれだけ稼いでいたとしても資金を出金することはできません。
出金直前になって慌ててしまうということがないように、なるべく早い段階で手続きを完了させておくようにしましょう。
オンラインカジノの入金上限は決済手段側の設定が優先
オンラインカジノでは入金方法ごとに入金上限額が定められています。例えばベラジョンカジノにJCBのクレジットカードで入金する場合は、最大でも5000ドルまでしか入金できません。
しかし実際に5000ドル満額入金できるとは限らず、カード側で設定されている上限が優先されます。
例えばJCBカードの利用可能枠が30万円しかないのであれば、オンラインカジノ側の上限がどれだけ高かったとしても、最高30万円までしか入金することはできません。
限度額の超過はオンラインカジノで起こる入金エラーの最もよくあるケースなので、しっかりと決済手段側の上限額も踏まえた上で入金額を設定するようにしましょう。
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