材料技術研究協会 

会長就任挨拶

東京理科大学
研究推進機構・総合研究院
教授 阿部 正彦
  
   この度、材料技術研究協会の会長を引き受けることになりました阿部正彦でございます。就任にあたり、ご挨拶させて頂きます。

 材料技術研究協会は、1983年11月に設立され、2016年には、創立33周年を迎えます。

設立当時、東京工業大学名誉教授であった久保輝一郎先生が会長を務めておられ、その後、小石眞純・東京理科大学名誉教授、元島栖二・岐阜大学名誉教授、川島徳道・環太平洋大学教授(元・桐蔭横浜大学医用工学部長)と受け継がれてきており、本年より阿部正彦が務めさせて頂きます。私とこの協会との関わりは、ずいぶん前のことで正確ではないかも知れませんが、前会長の川島徳道先生が米国リーハイ大学の留学から帰国された後に当協会の編集委員会委員を務めおられた頃(1983年以降)にお声が掛かったのが始まりだと思います。当時の理事会を思い起こしますと、私は理事の中では若い方でしたので遠慮がちに何かを提案させて頂きますと、在籍されておられた年配の理事の方々は積極的に私の提案をサポートして下さり、とても良い居心地を感じました。 これは他の大きな学会では味会うことが難しい体験でした。したがって、積極的に協力させて頂いたと記憶しております。

 当協会は、材料に関する幅広い分野の科学・技術に関する膨大な知見を融合・複合化し、実用上役に立つ知識として広く発展させることにより、材料に関する科学・技術の進歩と実用化の一層の発展を図り、もって我が国の産業の発展と国民生活の向上に寄与することを目的としています。そのために、材料の科学・技術に関する研究発表会・討論会などを開催しております。ちなみに、昨年度の11月に東京以外の地域(近畿大学:東大阪市)で開催させて頂きました。本年は古巣の東京理科大学野田キャンパスにおいて、例年通りの12月初めの金曜日と土曜日の2日間開催させて頂くつもりです。材料技術研究協会の討論会は、他の学会が開催されない時期(12)にあえて開催するようにしており、かつ、学生や若い研究者の研究を全面的に盛り上げるように努めておりますので、貴研究室に所属されている学生達のプレゼンテーションの一つのチャンスとして位置づけさせて頂ければ望外の喜びです。

 筆を置くに当たり、今後は学生会員や正会員を更に増加させるため、魅力ある研究討論会およびセミナーが開催できるように努力していきたいと思っております。

 
 
 
 
 
2016年4月